つい先日、Webデザイナーさんと打ち合わせをしていた時のこと
「〇〇業界の収益モデルを考慮して、ユーザー特性を想像してみて」と話し始めると??????という感じの様子になり、
最後には「すいません。言っている意味がわかりません」と言われてしまった。
ちょっと待て!
「言っている意味とは、私の話している内容のこと?」
どの部分・・・・
○○業界の収益モデルです。
ホームページを考える前にビジネスモデル理解しないとできないよ。
「収益モデルって、企業がどんな事業をしてお金を稼いでいるかだよ。」
収益!儲け!だよ。
ガソリン売っても儲けないじゃん、大半税金なんだから・・・・
でも事業として成り立っている理由があるわけ。
そうなんですか。
・・・・・沈黙
話は変わるけど、今までホームページとかWebサイトとかどうやって作っていたの
他サイトを見てメニューを作っていました。
・・・・・沈黙
ズズ・・(コーヒーをすする音)
お客さんは何の為にホームページを作るんだろうかって考えたことある?
いいえありません。というかそんなことを考える余裕はありません。
そうか~・・・・・・・・・・。
その後彼とは緩やかな時間の経過とともに静かに別れたのだった。
というような、プチな事件がありました。
私もグラフィックデザイン出身だからわかるのですが、デザインやってます!Webやってます!っていう
クリエーターの中には結構な割合で、クライアントのビジネスモデルを理解せずに、
ホームページを作る人達が存在する。
制作プロダクション内は、htmlやプログラムや効率的なソフトの使い方なんかは時間を割いて、
知識共有するのだが、肝心なクライアントのビジネスには、無頓着だったりするために、
クライアントのお客さん像すら想像できなかったりするのだ。
技術はあるのに、もったいないことです。
一般的に、企業が有難がって”ホームページ”を作ってくれる時代は遠い昔のこと。
思考を柔らかくして、ガラパゴスのような世界から早く脱出してほしいものです。